【名刺・効果的デザイン】名刺を販促物として考えるさいの、効果的デザインについて

これまで、名刺はたんなる自己紹介代わりに渡すもの、という認識がありましたが、じつはもっとも身近な販促物ではないかと考えられるようになっています。
なぜなら、名刺は基本的に、ダイレクトメールなどの広告媒体のように、安易に捨てられるようなものではありません。
つまり、人に受け取られる確率が高く、長く保存される確率も高い、ということです。そしてそれゆえに、時間が経過しても再び見てもらえる可能性も高いものでもあります。

そのような観点から、せっかく相手に手渡すものである名刺について、もっと販促物として効果的デザインを取り入れるべきだと考えられています。

では販促物としての名刺の効果的デザインとはどういったものでしょうか?
それは、「名刺を受け取った側が、それを再び目にしたときに、どこまでその会社のことを思い出すことができるか」という点に尽きると思います。

誰もが知っているような大手企業であれば、デザインもシンプルなもので問題ありません。むしろシンプルだからこそ効果的デザインとなります。
しかし、ごく普通の中小企業には大手企業のようなブランド力はありません。そして販促物としての効果を期待するのであれば、受け取った相手が見返したさいに、仕事につながるような情報を盛り込んでおきたいものです。

もちろん、単にデザインが凝っていればいい、というわけではありません。また、おしゃれでかっこいいというだけでも不足です。
それではただの変わった名刺というインパクトしか相手に残せないことになってしまいます。もちろん、個性を前面に出すのであれば、たとえばトリック名刺みたいなものでもいいのですが、販促物としての効果を第一に考えるのであれば、形状はごく普通のサイズであることが望ましいとされています。
なぜなら、もらった名刺は専用のフォルダーやファイルに保管しておくもので、変わった形のものはそこに入れづらく、結果としてどこかに紛失する可能性が高くなるからです。
そうなれば、せっかくの強みが一気に半減してしまうことになります。

効果的デザインなのかを考えるには、やはり一般的な販促物のデザインを考えるのと同じ、ということになります。
つまり、「どういう状況で配るもの」なのか「どういった人に渡すことになるのか」を考え、自身の仕事のなかでもっとも伝えたい事柄を選び、受け取った相手がそのことでどのようなアクションを起こしてほしいのかを考えることです。
そうすると、構成要素として最低限必要なものは、「業種や業態」「アピールポイント」「起こしてほしいアクション」「個人情報」の四つということになります。

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