【マーケティング・HTMLメール】HTMLメール形式のメルマガのマーケティング効果の改善

メルマガは多くの企業などで、製品・サービスの告知方法として頻繁に用いられています。そのメルマガの効果を上げるコツを解説します。

まず、メルマガの効果を測る指標は主に「開封数」とメール内のリンクの「クリック数」です。これらは数値的に把握可能なものです。ここでは「クリック数」を上げる施策について紹介します。

HTMLメール形式の場合、画像を文章内に取り込むことができるため、幅広い表現が可能です。

コツの一つ目は、メール内にある画像のレイアウトとクリック数の関係を調べるというものです。
メルマガを配信する際に、一斉に全員に配信するのではなく、一部のユーザーに限定して「複数のレイアウト」で作成したメルマガを試験的に配信します。一定期間後、どのレイアウトが一番クリック数が高かったかを評価し、以後はその評価の高かったレイアウトで残りのユーザー全員に配信します。これにより、より効果が高いものが選抜できる仕組みです。

コツの二つ目は、スマホ向けを意識して配信することです。
現在、スマホからのアクセスが多くなっており、メルマガを読むのもスマホの小さい画面でなされることになります。よって、文字数が多いものは避けるべきです。中でもURLのリンクの文字列は長くなってしまうこともあり、これをスマホ上で見ると大変見苦しいものになります。これを解決する方法として「短縮URL」の利用があります。これは長いURLでも非常に短いURLへ変換してくれるものです。加えて各URL毎のクリック数も測定可能なものもあるため、マーケティング効果を知る上では便利なツールです。

三つ目のコツは、「改善プロセス」を続けることです。上記に述べたものはまだごく一部の施策です。他にも様々な試行錯誤をする余地があります。例えば、配信する時間帯や地域をずらしながら配信する方法や、メルマガでは簡単な内容だけを伝えて自社のソーシャルネットワークサービスなどへ誘導し、詳細な内容はそこで説明する、などです。

人間がメールで得る情報量には限界があり、メールで多くのことを一度に伝えようとしても伝わらないことが多々あります。よって、メールを開封したユーザーの興味をどこまで喚起できるかが重要となります。そのためには、上記に述べたコツを手始めとして取り組み始め、その後も地道な努力を積み重ねていくことが重要となります。

最後に一つ重要な点を伝えます。メルマガのマーケティング効果を上げるといっても、クリック数だけを増やしても意味はありません。最終的には自社の売り上げにどれほど貢献したかを見るべきです。

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