【雑談力】コミュニケーションにおける雑談力

「お客様とコミュニケーションを上手くとれるようになりたい」というのは、誰しもが共通する願いかと思います。
そのために雑談力を身につけるということは大きな武器になりますので、その方法を考えていきます。

お客様と雑談を楽しむ方法でまず必要なことは、「ネタを仕込む」ことです。
コミュニケーションのためには広く浅くさまざまなジャンルについて知識を身につけることが大切です。
とはいえ、興味が無いことについて無理矢理に学ぼうとしても苦しいだけです。ですから、まずは入り口として自分の興味の有る分野から始めるのが良いでしょう。
ここで気を付けるべきことは、相手があまり知らないような内容を学ぶのが良いです。
大切なのはお客様と雑談をすることです。なにもマニアックな話が出来るようになろうと言っているのではないのです。相手の知識のレベルに合わせて浅すぎず深すぎずの頃合いで話をしていきましょう。

次に大切なことは、「共感」です。
コミュニケーションは、話すことと聞くことがワンセットです。相手の話を聞いて「そうそう」と共感を持つことがコミュニケーションを円滑にするポイントなのです。お客様にとっては話をちゃんと聞いてくれていて、しかも刺さっていると分かれば親睦はグイッと深まるでしょう。これぞ雑談力の威力です。
ここで注意しなければならないのは、上辺の会話に陥らないことです。
頭でっかちにコミュニケーションをとろうと強く思いすぎると言葉が浮いてしまいます。本当の会話にならないのです。
つまり、ある程度は何も考えずに楽しく会話する、という部分も必要なのです。難しいところかと思いますが、計算半分天然半分の会話に持っていかねばならないのです。これは、最初は難しいですが、慣れると次第に出来るようになってきます。

最後に、会話においては、相手の存在をきちんと認識することも大事です。
雑談力を意識する余りに自分のことばかり意識してしまうことが多いですです。
しかし、相手も話しをしたがっています。何を話そうとしているのか、自分がした話に興味を持ってくれているのかいないのか、そういった点を会話を通して観察しなければならないのです。
営業電話のマニュアルに良く書かれていることに「話し出しが重ならないようにする」というのがあります。
相手が話そうとしているのに、自分の言葉が重なってしまうのは、忌むべき行為なのです。これは相手を良く観察していれば防げることです。自分が何を話すか、相手はどういう態度でいるのかを常に双方向で気を付けておきましょう。
コミュニケーションにおける雑談力については、やはり場数です。実践を重ねてレベルアップしていきましょう。

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