誰でも人生で一度は「名刺」というものに出会ったことがありますよね。
営業マンにとって、名刺は自分をアピールするための第2の顔です。あなたなら、顔を覚えてもらうためにどんなことを心掛けますか。
人の記憶に残るためには、第一印象とインパクトが大事です。良くも悪くも、第一印象は自分の応対力で決まり、インパクトは見た目で決まります。つまり、覚えてもらうためには「対応力を磨くこと」と「インパクトのある名刺づくり」をするのが効果的なのです。
それでは、名刺の効果的デザインはどのようなものか考えてみましょう。
自分がもらって「おっ」と思うものを考えてみてください。白地に黒字で書かれたごく普通のものでは、何のインパクトもありませんよね。そのまましまわれて、高確率で2回目に会った時には「この人誰だっけ」となってしまいます。逆に黒地に白字で書かれたものはどうでしょう。インパクトはありますが、少し印象が悪くありませんか?背景の色は濃すぎない、というのがひとつのポイントになります。
さて、白地に色のついた一本のラインが入っている、これだけでも十分効果的デザインと言えます。
背景を水玉にしてしまうのもインパクトがあります。また、文字を堅苦しい字体ではなく、かわいらしい字体や少し砕けた字体にしてみるのもよいでしょう。
名刺の形は四角にこだわることもありません。楕円であったり、角を落としてみたり、ギザギザであったり。紙質も普通紙にこだわることはありません。ジーンズショップであればデニム生地に文字を印字するのもよし、林業関係であれば薄い木に文字を印字するのもよいでしょう。
飛び出し絵本のように、遊び心のあるものもいいかもしれません。また、イラストが入ったものも堅いイメージがなく、とてもインパクトがあると思います。
特に自分の似顔絵が入った名刺は、交換の時の話題にもなりますし、その後覚えてもらいやすくなると思います。似顔絵シールを自分で作成して後ろに貼っている、というのも見かけた事があります。名刺自体にインパクトが無くても、自分の工夫次第でインパクトのある名刺にすることができるのです。
何も四角い白い紙に会社名と名前、という型にはまることありません。会社の社風によっては出来るものと出来ないものがあると思いますが、効果的デザインの案はたくさんあるのです。
あなたもインパクトのある名刺を作成して、自分の印象を相手の記憶に焼き付けましょう!