みなさん、メールマーケティングは行ったことはありますか?メールマーケティングはお客様に直接メッセージを伝えることができるので、とても有効な手段です。
今回はHTMLメールを使ったメルマガのコツをお伝えします。
HTMLメールは写真や装飾が出来るため、テキストメールよりも見た目が良く、メールを受け取った方は比較的メールを開封する傾向にあります。また、開封率も計測可能などマーケティングに便利なので、メルマガならテキストメールでは無くHTMLメールのほうが良いでしょう。
しかし、HTMLメールはメーラーによって見え方が違うので、メールの受信環境の違いにも気を使う必要があります。
ほとんどのメーラーに合わせてデザインが崩れていないかをチェックする作業はテスト配信を繰り返すことで解決出来ます。メルマガを開封しても表示崩れだと読まれませんが、受信環境を考慮して無難なデザインになっても陳腐化になりやすいため、メーラーチェックは環境をある程度絞ってバランスを取るようにします。
デザインによる見た目も大事ですが、メルマガの内容も大切なのでマーケティング目的を明確にしておきましょう。
個人や社内だけで配信しているなら目的が違ってくることも少ないですが、制作を委託していたり担当部署が複数になると内容にばらつきが出てしまいます。メールによって配信内容が違うとメルマガの読者に伝わる印象にも差が出ますので気をつけましょう。
メルマガのターゲットを決めて属性を明確にしておくのはマーケティングの基本ですが、長年配信しているとどうしてもズレが生じてきてしまいます。反応が薄くなってきたらメールの雰囲気を見直す必要があります。HTMLメールでは装飾などで雰囲気を簡単に変更できるので、年齢や性別などに合わせたデザインにしましょう。
HTMLメールを新規で制作する時の他にも、メルマガをリニューアルするタイミングならデザインやコンテンツを大幅に変更しても違和感がありません。ターゲット属性を見直す良い機会なのでしっかり明確にします。ユーザーモデルを細かく設定したペルソナマーケティングの手法も取り入れると効果的です。
また、HTMLメールはターゲットが好みやすい雰囲気を簡単に作れます。女性なら明るい柔らかいイメージ、男性ならクールでスタイリッシュなイメージにするなど、属性に合わせた写真や画像を掲載すると簡単に演出できます。
使用するフォントも雰囲気に合わせて変更したり、目立たせたい部分のカラーを変えたりするだけで容易に出来上がります。このようにテキスト内容と画像を差し替えるだけでも良いのがHTMLメールの利点です。配信の度にデザインやコンテンツを変更するのは大変ですので、運用を楽にするためにも労力を少なくする工夫をして配信が遅れないようにしましょう。